事故やトラブルがあった物件

事故やトラブルがあった物件

事故物件の扱いは、実はとても難しい問題です。不動産買取を進めていくときには、当然その物件がどういった経緯を経て販売されているのかを説明しなくてはいけません。しかも、こういった説明は法律的な資格を有した人物が行わないといけないことになっています。特に、重要事項に関連する説明は資格を持った人が購入を希望する本人を目の前にしてきちんと説明をする必要があります。この点で大きな問題になるのが、事故物件の扱いです。

従来まで、こういったトラブルのあった物件は説明をしなくても良かった背景があります。ところが、近年は法改正の影響によって、何らかのトラブルがあった物件については事前に必ず購入希望者に話をしなくてはならないことになりました。そのため、不動産買取を行うときにも専門の会社に相談していないときには自分自身で解決しなくてはいけません。この点、不動産買取を利用しておけばそういった問題を解決できるため便利です。

不動産買取は仲介で売れない物件に向いている

不動産売却を考えた時には、不動産会社に買い取ってもらうか仲介してもらうかのどちらかを選ぶ人が大半です。仲介を選ぶメリットは、売り手側が希望する値段をつけて売りに出すことが可能という点ですが、仲介で売れないというケースも珍しくありません。買い手が見つからなければ希望価格を下げていき様子を見ることになりますが、それでも売れないとなれば不動産買取を選ぶという選択肢があります。

不動産買取は仲介に比べると売却価格は低くなってしまいますが、すぐに手放すことができるので一刻も早くありたい時にも適しています。まずは仲介で依頼し、売れなかった時に買取に変更する人もいます。それ以外にも、不動産の売却を考えていることを周囲には知られたくないという場合にも、買取を選んでおくべきと言えます。買取手が見つかりにくい物件や、少しでも早く周りに気付かれずに手放してしまいたい時には不動産買取を選んでおくと良いのではないでしょうか。