リフォームが必要な物件に向いている
マンションでも戸建て住宅でも、古くなった家を手放す方は、個人売買はトラブルが起きやすいので必ず不動産買取に対応する不動産会社に仲介を依頼したり、直で買取をする会社の利用も推奨できます。
住宅の老朽化具合により違いは出てきますが、リビングや畳の室内、他の居室のクロスや床材が傷んでいる場合、水回りの設備機器が老朽化を起こしている場合は通常は不動産買取を利用する際にもマイナスポイントとなってしまい、想定できるリフォームの範囲の費用の一部を差し引いた価格での取引になることが目立ちます。
一見するとあまりお得に感じない査定額と判断してしまいがちですが、現在では古い住宅をできるだけ安く購入し、購入者自らの好みに合わせてリフォームを施した後に入居される方が非常に増加しています。
そのため人気物件として注目される可能性は十分にあることと、売り出してから比較的短期間で売却に成功できる場合が多いことも不動産買取に向いている理由としてあげられます。
状態が悪い物件なら不動産買取のほうが高く売れる
家を売りたいならば、普通は不動産会社に仲介をしてもらって市場に出すほうが高値が付きます。
でもタバコの臭いが染み付いているとか、カビや汚れが至るところにこびりついているというような状態が悪い物件は、誰も買いたくはありません。
買い手が見つからなければ、どんどんと売値を下げるしかなくなり、二束三文で売ることになります。
しかし不動産買取であれば仲介で市場に出すよりも高値で売ることが可能です。
なぜ状態が悪い物件なのに、高値をつけてもらえるのかというと、不動産買取の業者は自分が住むために購入するわけではなく、その物件を貸したり売ったりすることで利益を出そうとしています。
そうなると、リフォームやリノベーションなどは最初からやる事が前提ですから、問題のある箇所をまるごと取り替えられます。
手を入れた後は床や壁は綺麗になり設備も一新されますから、以前の状態などわからなくなり高く売れます。
これが普通ならば買い手が見つからない物件が、不動産買取ならば高値で買い取ってもらえる理由です。